年会費のかかるクレジットカード、とりわけ高額な年会費を伴うカードは、一見すると”ステータス”のための無駄遣いに感じられるかもしれません。
しかし、カードの特典やポイント還元を賢く活用すれば、そのコストを十分に回収できるばかりか、家計の効率を大きく引き上げるツールとなります。
今回は「VISAプラチナプリファードカード」を例に取り、投資やポイント還元を絡めて、年会費を上回る価値を引き出す具体的な方法を解説します。
VISAプラチナプリファードカードの特徴
まずは、VISAプラチナプリファードカードの基本スペックを確認しましょう。
年会費
- 33,000円(税込)
ポイント還元率
- 通常1.5%、特定加盟店で最大5%(Vポイント)
特典
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ポイントの投資運用が可能(SBI証券でVポイントを使った投資)
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空港ラウンジ利用
-
コンシェルジュサービス
-
各種保険や旅行サポート
これらの特典を適切に活用することで、年会費を上回るリターンを得ることが可能です。
以下では、その具体的な方法を見ていきます。
年会費の損益分岐点を明確にする
年会費33,000円(税込)を回収するためには、どれだけポイントを貯める必要があるのかを計算してみましょう。
基本還元率でのシミュレーション
VISAプラチナプリファードカードの通常還元率は1.5%です。
この場合、以下のように計算できます:
必要な利用金額 = 年会費 ÷ 還元率 = 33,000円 ÷ 0.015 = 220万円
つまり、通常のショッピングで年間220万円以上利用すれば、年会費分のポイントを回収できます。
特定加盟店での高還元率を活用する場合
特定加盟店での利用では、最大5%の還元率が適用されます。
たとえば、年間100万円を特定加盟店で使った場合、以下の計算となります。
獲得ポイント = 100万円 × 5% = 50,000ポイント
この時点で年会費を超えるポイントを獲得でき、損益分岐点を簡単にクリアできます。
ポイント投資によるリターンの最大化
さらに、貯まったVポイントをSBI証券で投資信託に回せば、ポイントが資産運用に変わります。たとえば、年間50,000ポイントを年利5%で運用した場合、5年間で約13,800円のリターンが得られます(複利計算)。
クレジットカードでの投資を組み合わせた戦略
ここで、VISAプラチナプリファードカードを活用した資産形成戦略を具体的に解説します。
1. カードでの支出を整理してポイントを最大化
高還元対象店舗を中心に利用する
- 対象となる店舗やサービスを事前に確認し、日々の買い物や公共料金の支払いを集約。
毎月の固定費をカード払いに変更する
- 家賃(対応している場合)、光熱費、通信費など。
2. 貯まったポイントを投資信託へ回す
SBI証券でポイント投資
- 貯めたVポイントを使って、手数料の低いインデックスファンドに投資します。
ポイント運用と現金運用を併用
- 本業の収入や副業収益でインデックス投資を進めながら、ポイントを追加投資。
3. 空港ラウンジや保険を活用して実質的な節約
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海外旅行や出張の際に空港ラウンジを無料で利用することで、カフェ代や待ち時間のストレスを削減。
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付帯保険(旅行保険やショッピング保険)を活用して、思わぬ出費リスクを低減。
家計上昇気流に乗るための3つのステップ
年会費を超えるポイントを効率的に貯める
- 高還元率の店舗を活用し、カードの使用先を工夫します。
貯まったポイントを投資に活用する
- 単なる消費に終わらせず、資産形成の手段として最大限活用。
カードの特典を生活全般で活用する
- 空港ラウンジや保険サービスなどで、実質的なコスト削減を実現。
まとめ
年会費が33,000円と聞くと、最初はハードルが高く感じられるかもしれません。
しかし、「VISAプラチナプリファードカード」の特典やポイント還元を賢く使えば、年会費以上の価値を引き出し、家計を効率的に改善することが可能です。
特に、ポイントを投資に活用することで、単なる消費から資産形成へとつなげられるのは大きなメリットです。
単なる”ステータスカード”ではなく、戦略的なツールとして活用し、家計を上昇気流に乗せましょう。